【社説】安保理北核制裁決議、きちんと施行されるべき
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議が確定した。北朝鮮が2次核実験を実施して約3週間だ。今回の決議は、北朝鮮の事実上すべての武器輸出入を禁止して北朝鮮船舶を検査し、国際金融取引を遮断するという強力な内容だ。192の国連会員国に履行を強制する手段も含まれており、まともに実行されれば、北朝鮮には大きな圧迫につながる見通しだ。武器輸出で年間数億ドルを稼ぐ北朝鮮としては痛恨に違いない。
安保理の協力な制裁決議は、北朝鮮の核保有に反対する国際社会の決然とした意志を表明する重大な意味がある。したがってすべての国連会員国が今回の決議施行に積極的に参加することを期待する。特に北朝鮮に政治・経済的に絶対的影響力がある中国の参加が必須だ。政府は中国を説得するのに最善の努力を傾けなければならないだろう。