AI時代の核心はDRAM…韓国半導体牽制、日本の後に米国?(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.08.18 13:14
実際にコンピュータと携帯電話の性能が高度化するほどDRAMの性能は急上昇し、機器に投入される割合もやはり大きく膨らんだ。今年の半導体市場でメモリーの割合は30%程度だ。1987年には15%台だった。高性能機器であるほどDRAMの使用量を増やして性能を改善してきたのだ。人間の脳の反応速度に迫るAIという超高性能機器を開発しようとするならDRAMの使用量はとても爆発的に増えるほかない。
ファン教授は「米DRAMメーカーのマイクロンのDRAM研究開発人材はサムスン電子の2倍だ。日本のエルピーダを買収して得た人材と米国の人材が分かれ、一方が次期DRAM、もう一方が次々期DRAMを同時開発する」と伝えた。現在マイクロンはサムスン電子にほぼ追いついた。だが次期と次々期研究を同時に進めるという点でいつひっくり返るかもわからないということだ。ここに米インテルの新メモリーである3Dクロスポイント「オプテイン」の行方も注目する距離だ。
日米が戦略組む間に韓国は後手