韓国政府の積弊清算「理性の法廷」に戻るべき(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.18 09:34
今までの捜査の流れから見れば梁元大法院長に対して検察は拘束令状を請求する可能性が高い。捜査チームの関係者が話したように「元大統領を2人拘束している状況で元大法院長だからと言って躊躇する理由がない」という点だ。検察は1、2度追加調査をした後、容疑確定のために内部議論を経る方式で令状請求を発表するものと予想される。
それでは、梁元大法院長はどうすべきなのか。裁判所内部、特に高裁部長判事級以上では拘束令状実質審査をあきらめなければならないという主張が出ている。検察に口実を与えてはならないという分析から出た話だ。梁元大法院長の要求で実質審査が行われる場合、裁判所にまた別の損傷を与えるおそれがあるためだ。司法府の元首長が捜査官に囲まれて法廷に出てくる姿が裁判所の信頼と権威のためにならないという意味だ。ここで令状が棄却された場合、検察と進歩勢力は裁判所に対して「積弊勢力の抵抗」と攻撃する可能性が高い。検察の立場では(囲碁の)「花見劫」のようなものだ。この事件初期から裁判所と保守勢力の間では梁元大法院長がすべての責任を背負ってくれることを願う要求がかなりあった。だから最後でも大乗的次元から令状実質審査をあきらめる姿を見せてくれと言うことだ。