週1時間でも「就業」…こうして積み上げた「雇用率63%」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.24 08:04
大学卒業後2年にわたり就職活動をしているキムさん(28)は生活費を稼ぐために月・水・金曜日の午前9~12時にアルバイトをしている。上半期には10社以上に書類を送ったが、最終合格できなかった。キムさんは「望みを低くしなければならないようだが大企業への就職に対する未練を捨てられずにいる。下半期も失敗すれば大学院に進学するつもり」と話した。
最近雇用率が過去最高水準を継続しているが、青年層を中心にした就職市場では雇用の薫風を体感しにくいという声が出ている。統計上ではキムさんのようなアルバイト生も就業者に分類して雇用に錯視が現れている上に、仕事を見つけるといっても良質の雇用より単純労働・低賃金雇用が増加しているからだ。