村上春樹氏も「天才」崇めた…ニューヨークを変えた作家ポール・オースター氏死去
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.02 10:37
『ニューヨーク三部作』で有名な米国のベストセラー作家ポール・オースターが先月30日(現地時間)、亡くなった。77歳。米国ニューヨーク・タイムズ(NYT)など外信はオースター氏が肺がんの合併症でニューヨーク・ブルックリンの自宅で先月30日夕方に亡くなったと報じた。
オースター氏は米国現代文学を代表する作家の一人だ。1947年米国ニュージャージー州のポーランド系ユダヤ人家庭に生まれたオースター氏は『Hand to Mouth』『最後の物たちの国で』『ムーン・パレス』などの小説はもちろん、詩やエッセイ、翻訳、評論、シナリオなど幅広いジャンルで執筆活動をした。生前34冊の本を出すなど多作だった。イギリス文学評論誌「タイムズ・リテラリー・サプリメント」は生前、オースター氏について「米国で最も独創的な作家の一人」と評した。