ノーベル文学賞に大異変? 「中国のカフカ」残雪氏がトップ、村上春樹氏は10位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.28 10:28
今年もアカデミーは異変を選ぶのだろうか。ノーベル文学賞受賞者を選定しているスウェーデン・アカデミーはすべての予想を打ち破る選択をすることで名高い。2016年には米国のポップ歌手ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したほか、2021年には比較的無名だったタンザニア出身の英国小説家アブドゥルラザク・グルナ氏が栄光をつかんだ。
来月5日夜(日本時間)に公開される今年のノーベル文学賞受賞者は誰だろうか。英国のナイサーオッズ(Nicer Odds)などブックメーカーは今年は中国作家の残雪氏(70)、ノルウェーのヨン・フォッセ氏(63)、オーストラリアのジェラルド・マーネイン氏(84)、カナダのアン・カーソン氏(73)、ロシアのリュドミラ・ウリツカヤ氏(80)らの受賞の可能性を高くみている。彼らの受賞の可能性に賭けた人々がそれだけ多いということだ。
ナイサーオッズの配当率は残雪氏が5倍をはじめ、ヨン・フォッセ氏6倍、ジェラルド・マーネイン氏8倍、アン・カーソン氏10倍、リュドミラ・ウリツカヤ氏12倍だった。配当率が低いほど受賞可能性が高い。日本の村上春樹氏(74)は15倍の配当率で10位だった。韓国詩人の高銀氏(90)は16位だ。