米日比、来年南シナ海パトロール…中国牽制で連携
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.12 11:28
バイデン米大統領が11日(現地時間)、米ワシントンDCで日本の岸田文雄首相、フィリピンのマルコス大統領と初の米日比首脳会談を行った。首脳会談では、10日の米日首脳会談で日本を「グローバルパートナー」に格上げした米国が、日本・フィリピンと共に中国の海洋進出の橋頭堡となる南シナ海に「共同戦線」を構築する問題について議論した。昨年8月に3カ国首脳会談形式で開催されたキャンプデービッド会談で確立された韓米日共同戦線に続いて、日本とフィリピンが参加する2番目の戦線が構築されれば、米国は同盟国と共にそれぞれ中国の東側と南側を封鎖する構想を完成することになる。
米国家安全保障会議(NSC)当局者は10日、「フィリピンは自国の排他的経済水域で中国の攻撃的戦術による圧力を受けている」とし「強化された防衛協定に基づき米国はフィリピンに4カ所の基地を追加し、1億ドルの軍事資金を追加で提供した」と述べた。