「反動チンピラ」MZ世代労働者の集団行動に悩む…北朝鮮の外貨稼ぎめぐるジレンマ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.02 17:42
金正恩(キム・ジョンウン)政権が外貨稼ぎに向け海外各地に派遣した労働者の集団行動が相次ぐ中で北朝鮮当局がこれを主導するチャンマダン世代、すなわち北朝鮮版MZ世代の労働者管理に頭を痛めているという分析が出ている。体制保衛・規律機関である国家保衛省を前に出し海外派遣労働者を集中的に取り締まっているが、長期の海外生活で外部情報に触れた若い労働者を完全に統制するのは難しい状況に置かれたのではないかと指摘される。
ラジオ・フリー・アジア(RFA)は1日、「中国とコンゴ共和国で発生した北朝鮮労働者の集団行動事件の核心人物に指定された人たちはほとんどが現在20~40代のチャンマダン世代。外貨稼ぎをする北朝鮮の立場では青年労働者を希望する現地の要求を無視できず困惑する状況が続きそうだ」と伝えた。