「北朝鮮労働者コンゴ暴動」報道に韓国国家情報院「事件事故が増加傾向」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.27 08:48
韓国の国家情報院が26日、海外に派遣された北朝鮮労働者の集団反発が増える雰囲気という内容の日本産経新聞の報道に関連し「各種事件・事故が増加傾向にある」という立場を表した。「外貨稼ぎの尖兵」の役割をしている北朝鮮の海外労働者の相次ぐ集団行動は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が防ごうとする北朝鮮住民の外部文化接触と無関係でないという分析が出ている。
同紙はこの日、中国で暴動を起こした約200人の北朝鮮労働者が本国に送還され、アフリカのコンゴ共和国の建設現場に派遣された北朝鮮労働者が暴動を起こしたという内容を複数の消息筋を引用して報じた。報道によると、コンゴの建設現場で働く北朝鮮労働者の数十人が先月、予定された帰国が延期になると、これに反発して暴動を起こした。