「米国棄権」の中で「休戦決議案」採択…イスラエル「米国への派遣団取り消し」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.26 07:30
国連安全保障理事会が25日(現地時間)、イスラエルとパレスチナ武装組織ハマス間の即時停戦と人質釈放を求める決議案を昨年10月の開戦以降、初めて採択した。安保理の決議案は国際法上拘束力を持つ。
今回の決議案は韓国を含む非常任理事国10カ国(E10・Elected 10)が共同提案したもので、E10の共同発議はもちろん、彼らが主導した発議案が採択されたのも史上初めてだ。韓国など非常任理事国から発議があった背景は、昨年10月ハマスの攻撃で戦争が始まってから何度も休戦決議案が上程されたが、毎回常任理事国である米国と中国・ロシアが拒否権を行使して進展させることができなかったためだ。