「強いロシア復活のために…有権者『プーチン独裁』6年延長受け入れ」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.03.24 12:57
――ウクライナ戦争に対する見通しは。
「さまざまなシナリオがある。最も可能性が大きいシナリオは韓国戦争(朝鮮戦争)のように当事者間の平和協定が締結されず終わらない戦争として残ることだ。ロシアが占領地を返して撤収する状況は発生しないだろう。米国も戦争疲労感によりウクライナ支援に対して渋くなっている。こうした状況で妥協点は現状を維持することが最善かもしれない。予測だがウクライナ東部をロシアが占領したまま、残りの地域は中立地帯またはNATOとの緩衝地帯として残すことが現時点では最も現実的だ。だがトランプ氏が再選に成功しウクライナから完全に手を引く場合、身動きの幅が大きくなったロシアの戦略が変わるかもしれない」