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金正恩はトランプに賭けた…北が挑発カレンダーに残した痕跡(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2023.12.19 11:26 Googleで中央日報を読み逃さない
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◆金正恩、トランプとの「ビッグディール」狙いか

それでも北朝鮮がミサイル挑発を続けるのは、来年11月の米大統領選挙でトランプ前大統領が当選する可能性を念頭に置いた布石と解釈される。特に最近、米政治サイトのポリティコが報道したように、トランプ氏が再選に成功して北核廃棄でなく凍結の見返りに制裁緩和などを提供する北朝鮮接近法を進める場合、北朝鮮の立場では崖っぷちから生き返る最後の機会となり得る。いずれいつかは米国という強敵を相手にしなければならない金正恩としては「知っている悪魔」がよいはずで、それ以前に核能力を最大限に高度化して交渉力を高めようとする可能性が高い。

 
高麗大の南成旭(ナム・ソンウク)統一融合院長は「北が『挑発カレンダー』を作成する過程で最も気にしている要素の一つが韓国と米国の国内政治日程であり、来年の韓国の総選挙と米国の大統領選挙を活用して挑発の効果を最大化するための戦略を悩んでいるはず」と述べた。

すでに多種・多量の核弾頭を量産できる技術レベルをある程度確保した状況で、今まで開発した核は容認されながら制裁緩和を交換する「スモールディール」は北朝鮮が選択できる最善のカードに近い。「未来の核」だけを放棄して事実上の核保有国と認められると同時に、数年間続いている経済難を克服できる環境が形成されるからだ。

実際、トランプ氏はポリティコの報道を「フェイクニュース」と規定しながらも「ただ一つ正確なのは金正恩と(私は)うまく付き合うということ」と余地を残した。事実上トップダウン方式の対北朝鮮対話の可能性を残すもので、金正恩の「希望的思考」をあおるものだ。最近の各種世論調査でトランプ氏はバイデン大統領をリードしている。

◆北の核に無関心な米国…7回目の核実験も

金正恩が米大統領選まで「マイウェイ」を標ぼうする可能性が高い中、今後の国際社会の耳目を集中させる挑発カードには7回目の核実験と再進入技術獲得などのためのICBM正常角度発射程度が残った状態だ。

ただ、7回目の核実験の場合、波紋の予測が難しく、両刃の剣に近い。ミサイル挑発を「北朝鮮の合理的懸念」と規定する中国さえも核実験には一線を画する可能性が高い。核実験は中国をはじめとする合法的な核保有国を中心に構築された不拡散体制に対する正面からの挑戦になるからだ。

西江大のキム・ジェチョン国際大学院教授は「国際秩序の陣営化が加速する状況で、北は自由主義民主秩序の反対側でいわゆる『手先』の役割を自負する戦略的選択を下し、その延長線で挑発を続けながら安保の混乱を誘導している」とし「ただ、中国は非核化という談論自体をあきらめていないだけに、北が7回目の核実験などレッドライン(臨界線)を越える行動をする場合、これを無条件に擁護したり肩を持ったりするのは難しいだろう」と話した。

金正恩はトランプに賭けた…北が挑発カレンダーに残した痕跡(1)

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