平壌の真ん中に「糞トラック」の列…自称核保有国の「堆肥戦闘」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.23 08:38
北朝鮮が17、18日の2日間に行われた最高人民会議(韓国の国会に相当)で農業関連予算を前年比14.7%増やすなど、年初から食糧難の解決に向けた対策の準備に追われる姿だ。特に当局は堆肥の増産に注力しているが、核保有国の地位を強調しながら対南威嚇を繰り返してきた北朝鮮経済の現実を如実に見せている。
北朝鮮メディアは13日、平壌(ピョンヤン)金日成(キム・イルソン)広場に並ぶトラックの列を公開した。内閣所属の機関名が入ったトラックには、農村に送るために各機関が集めた堆肥が積まれていた。北朝鮮では各地域の国家機関や工場・企業所などの事務員が毎週金曜日に労働現場に出て支援する「金曜労働」があるが、その一環として、いわゆる「堆肥輸送」運動をした。