金正恩はトランプに賭けた…北が挑発カレンダーに残した痕跡(2)
◆金正恩、トランプとの「ビッグディール」狙いか
それでも北朝鮮がミサイル挑発を続けるのは、来年11月の米大統領選挙でトランプ前大統領が当選する可能性を念頭に置いた布石と解釈される。特に最近、米政治サイトのポリティコが報道したように、トランプ氏が再選に成功して北核廃棄でなく凍結の見返りに制裁緩和などを提供する北朝鮮接近法を進める場合、北朝鮮の立場では崖っぷちから生き返る最後の機会となり得る。いずれいつかは米国という強敵を相手にしなければならない金正恩としては「知っている悪魔」がよいはずで、それ以前に核能力を最大限に高度化して交渉力を高めようとする可能性が高い。