韓国土地住宅公社「入居済み鉄筋不足マンション、精密診断後に補完工事」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.31 12:04
4月に仁川(インチョン)の黔丹(コムダン)新都市の新築マンション駐車場が崩落し、施工者であるGS建設が「骨なしマンション」という汚名で呼ばれることになった「鉄筋不足」が後を絶たない。韓国土地住宅公社(LH)が発注した全国15カ所のマンション団地でも「骨なしマンション」があることがわかった。LHが発注したマンションのうち黔丹のマンションとともにフラットスラブ構造を用いた91カ所の団地を点検した結果だ。
韓国国土交通部は30日午後、LHソウル地域本部で元喜竜(ウォン・ヒリョン)長官主宰による公共住宅緊急安全点検会議を開き、こうした調査結果を明らかにした。LHは黔丹マンション地下駐車場崩壊事故後にフラットスラブ構造が使われたマンションについて全数調査した。