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漂流する韓国「宇宙航空庁」…科放委会議、民主党全員が出席せず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.26 14:59
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韓国与党・国民の力が26日、宇宙航空庁設立の議論を先延ばしできないとし、国会科学技術情報放送通信委員会(科放委)を単独で開いた。これに対し最大野党・共に民主党は科放委の会議に全員出席せず、宇宙航空庁特別法の案件調整委員会への回付を申請して対抗した。

この日、国民の力所属の張済元(チャン・ジェウォン)科放委委員長は国会で開かれた科放委全体会議で、「職権で会議を開くことにしたのは科放委を一日も早く正常化させるための委員長としての決断」と明らかにした。

 
張委員長は「民主党の最後の提案は7月31日の全体会議、8月17日の公聴会、25日の第1・2小委だった。なぜ1カ月後に公聴会をし、小委を開かなければいけないのか」とし「宇宙航空庁が遅れ、無限競争時代に韓国が後れととれば、その責任は民主党が負わなければならない」と強調した。

続いて「私はすでに宇宙航空庁特別法を8月中に通過させれば民主党が望むように委員長から退くと話した。科放委でタイミングを逃すのは歴史に罪を犯すことだ」とし「民主党委員の無条件の科放委復帰を促す」と述べた。

この日の会議に出席しなかった民主党の科放委員は宇宙航空庁特別法の案件調整委員会回付を申請した。

また民主党の科放委員は国会疎通館で記者会見を開き、張委員長に向けて「先週末に辞任ショーで世間の嘲笑を買ったが、常任委があたかも自分の独壇場であるかのようにショーを繰り返している」とし「これ以上は弊害を及ぼさず辞任することを促す」と明らかにした。

民主党は「張委員長は最初から常任委の正常化や宇宙開発専門機構には全く関心がなく、ただ龍山(大統領室)に向けた忠誠競争とショーだけに関心がある」とし「張委員長に任せれば宇宙開発専門機構設立の議論が限りなく漂流するのは自明だ」と強調した。続いて「民主党は今日の関連法案に対して国会法第57条の2に基づく案件調整委員会の構成を申請する」と付け加えた。

案件調整委構成申請については「案件調整委を構成して法案を十分に議論して結論を出すため」とし「張委員長がこれさえも阻止すれば、宇宙開発専門機構設立の足かせになる行為であることを警告する」と述べた。

民主党科放委幹事の趙承来(チョ・スンレ)議員は記者会見後、記者らに対し「案件調整委で宇宙航空庁を議論をし、争点は独立的に議論して科放委を正常化する」と説明した。

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