衛星は打ち上げられず…韓国「ヌリ号」成功でさらに複雑になった北朝鮮の内心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.26 15:03
韓国が独自の技術で開発した韓国型発射体「ヌリ号」(KSLV-II)が25日、3度目の打ち上げで実用級衛星を計画した軌道に乗せて「スペースクラブ(Space Club)」入りした中、北朝鮮は26日午前まで特に反応を示さずにいる。
軍事偵察衛星打ち上げに数回公言した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の立場で、韓国の「ヌリ号」成功を眺める内心は穏やかでないというのが専門家らの分析だ。金正恩委員長が衛星打ち上げの前面に出ている状況で失敗する場合、「最高尊厳の映像(イメージ)」に傷を残ることになるうえ、唯一成果を出している軍事分野でも韓国と競争で劣勢になり得るからだ。