韓国「福島視察団」、21日に訪日…原発・放射線専門家21人、汚染水浄化を直接点検
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.05.20 11:46
福島第1原発の汚染水処理過程を直接確認するために韓国政府が21人の安全規制専門家を日本に派遣する。21日から26日まで5泊6日の日程で訪問する視察団の団長はユ・グッキ原子力安全委員会委員長が務める。視察団の団員には韓国原子力安全技術院(KINS)の原発・放射線専門家19人、韓国海洋科学技術院(KIOST)の海洋環境放射能専門家1人が含まれた。国際原子力機関(IAEA)加盟国のうち日本現地を直接確認する視察団の派遣は韓国が初めてだ。韓国政府は視察団のほかにも民間専門家を含む10人ほどの諮問グループを別に構成し、国内で視察の結果を検証する予定だ。
朴購然(パク・グヨン)国務調整室第1次長は19日、政府ソウル庁舎でこうした計画を発表し、「視察活動で日本の汚染水浄化・放出施設全般の運営状況と放射性物質分析力量などを直接確認し、国民の健康と安全のために必要な措置を出す計画」と述べた。