G7サミットが心配? 中国、韓正・王毅・秦剛に続いてウクライナ特使まで欧州に総出動(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.15 07:51
19~21日に広島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会談(サミット)を控えて中国外交首脳部が欧州各国との関係確認の真っ最中だ。米中戦略競争のキャスティングボートを握っている欧州を米国の反中連帯から分離させようとする中国の求愛にもかかわらず、欧州は中国に対する経済的依存度を低くすることに合意して中国の孤立が強化される雰囲気だ。
G7広島サミットを牽制(けんせい)するための中国の欧州攻略は韓正・国家副主席がまず先頭を切った。今月6日、英国チャールズ3世の即位式に習近平国家主席の特別代表として出席した韓副主席はその後すぐにポルトガルとオランダを訪れた。11日にオランダのルッテ首相と会った韓副主席は「グローバル産業供給チェーンの安定」を強調して先端半導体技術の中国排除を牽制した。