韓国済州島を襲った「生臭さ」の正体…「赤い海」作った中国発の招かれざる客
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.12 10:59
5日午後0時の済州市涯月邑(チェジュシ・エウォルウプ)の高内港。船着き場一帯の海が赤黒いホンダワラ科の海藻アカモクでぎっしり埋まり、青く澄んだ空と対照的だった。アカモクの間には綱や大型の浮きなど漁具まで絡まり水の上を漂っている。この地域はカフェと飲食店が集まっており観光客も多く訪れる所だ。周辺を歩いてみると海草類が太陽の光を受け漂う特有の生臭さが鼻をついた。
ソウルから来たキムさん(24)は「真っ黒いものがあふれており、海ではなく陸地のように見えるほどで対策が必要なようだ。寒さが和らいだので済州の海岸を訪れたが生臭さがひどすぎて他の地域を訪ねるつもり」と顔をしかめた。