中国、「人権」の話題が出てくると爆発…面前で直撃弾を飛ばした独女性外相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.17 09:31
中国を訪れたドイツのアナレーナ・ベアボック外相(43)が台湾・人権・ウクライナなど中国にとって敏感な懸案について堂々と主張し、中国側との異見を隠さなかった。公式席上で「中国内の人権制限を憂慮する」という言葉まで使った。これによって中国側のカウンターパートと舌戦をほうふつとさせるほどの場面も登場した。これに先立ち、中国を国賓訪問した後「台湾は事実上、自分たちの問題ではない」という趣旨の発言で波紋を広げたフランスのマクロン大統領とは対照的だ。
ベアボック外相はドイツの「信号灯(社会民主党-赤、自由民主党-黄、緑の党-録)連立政府」で緑の党を代表する政治家で、価値中心外交を志向し、強硬な対中国・ロシア外交を主導する人物だ。中国は13~15日に訪中したベアボック外相を、天津で政治局委員である陳敏爾・書記が迎え入れた。カウンターパートである秦剛部長は北京まで高速鉄道に同乗し、外交責任者である政治局員の王毅主任はもちろん、韓正国家副主席まで面会し、ベアボック外相を厚遇した。