韓国も民間宇宙時代開かれた、ハンビット-TLV発射に成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.22 09:30
韓国でも民間中心のニュースペース(New Space)時代が本格的に開かれることになった。韓国の宇宙スタートアップ企業イノスペースは21日、これまで独自開発してきたエンジン検証用試験発射体(ロケット)のハンビット-TLVが打ち上げに成功し、目標通り任務を終えたと発表した。
イノスペースによると、国内初の民間発射体ハンビット-TLVは、ブラジルのアルカンタラ宇宙センターから20日午前2時52分(現地時間19日午後2時52分)に打ち上げられて106秒間エンジンが燃焼した後、4分33秒間正常飛行し、ブラジル海上安全設定区域内に正常落下した。ハンビット-TLVは試験発射体だが、ブラジル空軍傘下の航空科学技術部(DCTA)の慣性航法システム「シスナブ(SISNAV)」を搭載体として装着し、目標高度での分離に成功した。搭載体分離高度はブラジル空軍の保安要請で公開されなかった。