米CSIS「韓国の核武装は不可能だが、戦術核再配備への対応は必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.20 07:57
米国の3大シンクタンクの一つ、米戦略国際問題研究所(CSIS)が18日(現地時間)、「今後、韓国に戦術核を再配備する場合に備え、関連の事前議論を始める必要がある」と提言した。万が一必要となる場合、戦術核再配備を短時間に可能にするためだ。現在のところ戦術核の再配備や韓国独自の核兵器開発を容認してはならないという但し書きを付けたが、米国の主要シンクタンクがこうした可能性に公開的に言及したのは今回が初めて。
1962年に設立されたCSISは外交安保分野の超党派シンクタンクで、今回報告書を作成した傘下の朝鮮半島委員会はジョン・ハムレCSIS所長、ジョセフ・ナイ・ハーバード大教授が共同委員長を務め、ビクター・チャCSIS韓国部長をはじめ朝鮮半島専門家12人が参加した。