習氏にマークされたジャック・マー氏、結局アント・グループの支配権を失うことに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.09 14:12
中国最大の電子商取引企業であるアリババの創業者、ジャック・マー(馬雲)氏が自ら設立したフィンテック会社アント・グループ(以下、アント)の支配権を失った。これでアントを巡って2020年10月から続いていた中国当局と馬氏の力比べは馬氏の敗北という形で決着がつく雰囲気だ。
アントは今月7日、自社ホームページに「会社ガバナンスの持続的改善に関する公告」を掲載。アントの主要株主の議決権が変化したと発表した。アントは「馬氏ら4人が議決権を共同で行使していたが、追加でアントの経営陣や社員代表らを合わせて10人の自然人が主要株主として独立的に議決権を行使するようにした」と明らかにした。