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「シンガポールVIPクラブにはマオタイ急増」…自国を離れる中国の富豪たち(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.16 09:56
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中国百万長者の脱中国歩みが加速している。3年近く続いたゼロコロナ政策によって繰り返される封鎖に打撃を受けたうえ、内需景気は沈滞して不動産価格が急落して資産規模が目減りしているからだ。ここに「共同富裕」を掲げる共産党の予測不可能な規制まで重なり、富裕層を中心に海外移民が増えていると、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が15日、報じた。

中国人の海外移住問い合わせは急増している。上海に基盤を置く投資移民コンサルティング会社のヘンリー&パートナーズによると、4-6月期および7-9月期で同社のオンラインサイトを通じて移民相談を行った客の約66%が中国人だった。中国人の投資移民問い合わせ件数だけに注目すると1-3月期比134%増加した。

 
◇「コロナ・景気低迷に…今年中国の富豪1万人が本土離れる」

特に富裕層による移住の動きが活発だ。ヘンリー&パートナーズは今年1万人の本土富裕層が自国を離れ、香港からも3000人の富裕層が他国に移住するなど富の移民が中国に被害を与え始めるだろうと推算した。

彼らが最近最も多く向かう場所はシンガポールだ。SCMPは「中国人富裕層を中心にシンガポール行き投資移民ブームが起きている」とし「中国内の経済および社会問題が深刻化する中でシンガポールが中国富裕層と専門職を磁石のように引きつけている」と伝えた。実際にヘンリー&パートナーズは6月に発表した報告書で、シンガポールに今年2800人の高額資産家が移動するだろうとし、これは2019年に比べて87%増加した数値だと明らかにした。

このような状況を反映するように、最近シンガポールには高額資産家の資産を管理する家族法人「ファミリーオフィス」が増えている。シンガポール金融管理局(MAS)によると、2018年50カ所だったファミリーオフィスは昨年基準700カ所以上に増加した。3年間に14倍規模に大きくなった。MASによると、シンガポールで運用されている資産は昨年4兆7000億シンガポールドル(約476兆円)から5兆4000億シンガポールドルに増えた。

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    2022.12.16 09:56
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