「朝米」ではなく「米朝」と表記した韓国統一部…北朝鮮の人権まで取り上げた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.22 07:24
韓国政府が21日、北朝鮮非核化ロードマップである「大胆な構想」の政治・軍事分野の措置などを追加で公開した。核抑止、人権問題など北朝鮮が敏感に考える事案を事実上前提条件として掲げた。対北朝鮮関係を重視した文在寅(ムン・ジェイン)政権で使っていた「朝米関係」という用語は同盟である米国を先にした「米朝関係」に変えた。
統一部はこの日発表した「非核・平和・繁栄の韓半島」と題する説明資料で、政治・軍事分野の対北朝鮮措置として▽米朝関係正常化支援▽平和体制構築▽南北間の軍備統制――を提示した。大統領室は8月の光復節を契機に発表した「大胆な構想」の草案で、「韓半島食糧・資源交換プログラム」など南北経済協力案を先に公開し、政治・軍事分野措置は後に追加することにしていた。この日の発表は当時予告した政治・軍事分野など対北朝鮮政策の公式ロードマップだ。