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無分別に投稿される犠牲者への侮辱・揶揄…韓国警察、名誉毀損する投稿に厳しい対応へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.01 10:04
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梨泰院(イテウォン)事故の犠牲者への揶揄やヘイトを示す内容のオンラインの書き込みが議論を呼んでいる。犠牲者の外見評価まで行うなど、「度を過ぎている」という指摘が出ている。警察はオンライン上に公開された犠牲者の名誉を毀損する投稿について厳しく対応する方針だ。



 
◆事故の動画を見て外見評価や「なぜ遊びに行ったのか」と非難

29日の事故以降、オンラインでは事故当時の写真や動画などが急速に拡散された。始まりはユーチューブやTikTokのような動画プラットフォームだった。刺激的なタイトルをつけた投稿が相次いで公開されたが、現在は一部の投稿がブロックされている状態だ。事故の被害者数人が地面に横たわり、心肺蘇生法(CPR)を受ける様子までそのまま映っていた。一部のネットユーザーは、画面に映った負傷者の外見をこき下ろすコメントを付けた。

事故当日、梨泰院にいた犠牲者を揶揄する内容の投稿も公開された。「誰も行けと頼んでない」「仕事中に亡くなる方も多いのに遊んで死んだことを哀悼しなければならないのか」「外国人が作った祭りになぜ行ったのか」というような内容だ。被害者の大半が10~20代という事実が報じられると、「事故の原因はMZ世代」「その世代が無知だからだ」のような若年層に対するヘイトコメントも書き込まれている。

犠牲者を侮辱し揶揄する投稿に眉をひそめた一部のネットユーザーは、自浄活動に取り組み始めた。該当の投稿に「どうか今は追悼だけにしてくれ」「こういうコメントが遺族や被害者を2度殺す」とコメントし、投稿を削除するように促した。会社員のチョン氏(30)は「被害者に対する2次加害コメントを見る度に通報している」とし「被害者と遺族を感情的に支持する声の方が大きいということを知ってほしい」と話した。

事故の経緯究明が遅れていることから、「ウサギのカチューシャをした男を捕まえなければならない」など、事実確認ができていないデマも広がっている。事故当日、現場でウサギのカチューシャをした男性が雑踏の中で「押せ」と叫ぶ動画が広がったためだ。「路地の上で5人の男性が押したことから事故が発生した」という目撃者の話と相まって、拡散速度が速まった。

カチューシャの男性の身元確認について警察関係者は「目撃者の調査、映像分析などを基に事実関係を確認中だ」と発表した。先立ってフェイクニュースと名誉毀損性の投稿に対して厳しい対応を取ると発表した警察は、31日、合計6件の投稿について立件前調査(内偵)に着手し、63件については削除・ブロックを要請したと明らかにした。

◆専門家「被害者への非難の代わりに支持を」

専門家らは大規模な事故で被害者に対する悪質な書き込みや非難するコメントは遺族の精神的苦痛をさらに悪化させると指摘している。大韓神経精神医学会は30日、声明を発表し「オンライン上に見られるヘイト表現はトラウマをより一層強くし、回復を妨害する」とし、これを止めるように訴えた。檀国(タングク)大学心理治療学科の林明鎬(イム・ミョンホ)教授は「心理学的にこのように大きな事件があった時、怒りの感情が先に出る傾向がある」とし「『まだ我が国は安全ではない』という考えから来る怒りが誤った方向に投射されている」と指摘した。林教授は続けて「被害者に対する非難は遺族に『再外傷化』(精神的外傷がある状態でまた外傷を受けること)を体験させるおそれがある」とし「非難する代わりに支持しなければならない」とコメントした。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相はこの日午前、政府ソウル庁舎で開かれた中央災害安全対策本部会議で「一部でインターネット、SNSなどを通じて死傷者へのヘイト発言や虚偽の情報、刺激的な事故の場面を公開している」とし、「このような行動は絶対に自制するように切にお願いしたい」と求めた。

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    無分別に投稿される犠牲者への侮辱・揶揄…韓国警察、名誉毀損する投稿に厳しい対応へ

    2022.11.01 10:04
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    梨泰院事故の犠牲者を追悼するために31日、ソウル龍山区梨泰院駅1番出口を訪れた市民が追悼の花を供えている。キム・ソンニョン記者
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