<W杯サッカー>「韓国人監督マジック」ベトナム、強豪日本と引き分け…初の最終予選で有終の美
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.30 07:55
最後まで「朴恒緒マジック」だった。韓国人の朴恒緒(パク・ハンソ)監督が率いるベトナムサッカー代表が初めて出場したワールドカップ(W杯)最終予選で有終の美を飾った。
ベトナムは29日、埼玉スタジアムで行われた2022カタールW杯アジア最終予選B組第10戦のアウェー試合で強豪日本と1-1で引き分けた。前半19分のグエン・タイン・ビンのヘディング先制ゴールでリードしたベトナムは、後半9分に吉田麻也に同点ゴールを許した。すでにカタール行きを決めた日本は前半だけで12本のシュートを放ったが、ベトナムの守備に阻まれて有効シュートはわずか1本だった。一方、ベトナムは前半の唯一のシュートがゴールに結びついた。
日本は後半25分、田中碧の追加ゴールで逆転したように見えたが、その前の南野拓実のハンドで得点は無効になった。後半43分の上田綺世のゴールも、ヘディングパスをした田中のオフサイドで認められなかった。ベトナムは勝利には届かなかったが、意味のある結果を出した。ベトナムはアジアトップ級の実力を誇る日本との対戦でこれまで4敗していたが、今回初めて勝ち点を獲得した。