核心質問にうやむやに答える韓国公捜処長…大統領選に影響も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.31 11:18
高位公職者犯罪捜査処長(公捜処)が記者や国会議員に続いて最大野党の大統領候補に対しても数回にわたり通信資料を照会したことが明らかになり、大統領選挙政局が揺れている。文在寅(ムン・ジェイン)政権の最大の国政課題に挙げられる「検察改革」の象徴の公捜処が査察で物議を醸し、残り2カ月余りとなった大統領選挙にどんな影響を及ぼすかが注目される。
30日基準で公捜処は国民の力の国会議員84人、報道機関の記者140人以上を対象に通信資料を照会したことが分かった。尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補に対しては9月8日と23日、10月1日の3回、配偶者の金建希(キム・ゴンヒ)氏に対しては10月13日に通信資料を照会した。30日には朝日新聞ソウル支局所属の韓国人記者が7-8月に2回にわたり公捜処の通信資料照会を受けたことが明らかになった。朝日新聞が公開釈明を要求するなど公捜処の大量通信照会は国際的に注目を集めている。