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【社説】病床不足と防疫パスの接続障害…政治防疫が災害拡大した=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.15 10:26
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きのう新型コロナウイルス重症患者は906人、死亡者は94人と過去最多を記録した。感染者も月曜日基準で最も多い。オミクロン株もまた感染拡大が続いている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「1日の感染者が1万人まで増えるとみて備えた」(11月21日)というが何を備えたのかわからない。

韓国政府はむしろ先月1日に段階的日常回復(ウィズコロナ)の開始とともに緊張が緩んだようにみられる。10月8日に生活治療センターには2万床以上の病床があったが、11月28日には1万6934床とむしろ減った。その代わり自宅療養対象を79歳未満の無症状・軽症患者に拡大した。ワクチン接種率が高く危険度が低いだろうという理由だった。

 
だが感染者増加はウィズコロナ開始前からすでに予想された事実だ。重症患者管理が最も重要な目標だったが、確保された全国の重患者病床は1288床にすぎない。きのう基準で81.8%の1053床を稼動中で、病床待機者は1481人に達する。10月31日から12月4日までの1カ月ほどの間に病床が空くのを待って死亡した患者だけで29人だ。

防疫パスのシステムダウンも不十分な準備が原因だ。本格施行初日の13日にシステムが止まり大混乱が起きた。結局保健当局は防疫パス適用を1日免除することにした。きのうも一部時間帯に接続障害が続くなど混乱をきたした。ワクチン予約初期に何度も体験したのにもかかわらず同じ失敗を繰り返す。準備不足という批判を免れ難い。

このうち保健当局が青瓦台(チョンワデ、大統領府)の顔色をうかがう政治防疫は続いている。最近の新型コロナウイルス感染再拡大の局面で疾病管理庁は適時に防疫強化を主張したが「青瓦台が『後退してはならないというのが大統領の考え』と反対」(与党高位関係者)してタイミングを逃した。文大統領も先月29日に「後退できない」と釘を刺した。

だが連日5000人台の感染者が出て、初めての7000人突破した8日の直前の7日、文大統領は「防疫の壁を再び高める」と立場を変えた。適正な時期に対応する機会を逃して感染者が急増し、医療能力が限界に達し重症患者と死亡者が続出した。

もちろんこれからまた過去のように封鎖に近い社会的距離確保をするのは難しい。自営業者の困難と国民の疲労度がとても大きいためだ。だが専門家の意見により重患者病床をあらかじめ確保し、急激に落ちる高齢層のワクチン効果を考慮してブースター接種を先制的に準備するなど科学的防疫に集中したとすれば危機は減っただろう。

パンデミック対応は政治ではなく科学でなければならない。危機のたびに解決策を出す専門家らの意見に政府がもっと耳を傾けるべき理由だ。防疫対応が大統領の固執に左右されてはならない。

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    2021.12.15 10:26
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    文在寅大統領が先月29日に青瓦台で開かれた新型コロナウイルス対応特別防疫点検会議に出席し発言している。[写真 青瓦台写真記者団]
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