「病床に余裕ある」…翌日に緊急徴発令を出した韓国政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.15 08:26
新型コロナ重症患者が急増したのは6日からだ。その日は411人となり、400人を超えたのは8月31日(409人)以来67日ぶりだった。1日に段階的な日常回復(ウィズコロナ)を開始し、ある程度は予想されていた。感染者が増えれば重症患者と死亡者も増える。
速度が伏兵だった。400人を超えてから3日目に過去最多(460人)となった。首都圏の新型コロナ重症患者の病床が急速に埋まっていった。首都圏の重症患者病床稼働率は平均71%に上がった。にもかかわらず中央災難安全対策本部は10日の定例記者会見で「(病床に)余裕がある」と評価した。全国新型コロナ重症患者病床の稼働率(57.2%)を根拠に余裕を見せた。首都圏71%という数値は決して余裕がある状況ではなかった。