盧泰愚元大統領の謝罪遺言、和解・統合の葬儀場を開いた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 08:34
「それでも」。27日、故盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の葬儀場でよく聞かれた言葉だ。この日、ソウル大病院葬儀場を弔問した与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補は「光と陰があり、その光の大きさは陰を覆えないほどだ。それでも、可能な最小限の努力をした点を評価する」と述べた。全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官も「5・18民主化運動の過程で過ちがある。それでも直選制で選出された後、北方政策などの貢献がある」と話した。
1980年5月に光州(クァンジュ)で市民軍状況室長を務め、民主化運動鎮圧後に死刑を言い渡されたパク・ナムソン氏(67)はこの日、祭壇が設けられたソウル大病院葬儀場に姿を見せた。盧元大統領の息子ノ・ジェホン氏は「(故人が直接謝罪できないのを)理解してほしい」と言って頭を下げ、パク氏は「安らかに眠ればよい」と語った。