盧泰愚元大統領の最後の言葉「許してほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.27 09:16
第13代大統領(1988年2月~1993年2月)だった盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が26日、ソウル鍾路区(チョンノグ)のソウル大学病院救急室で亡くなった。89歳。2002年に前立腺がん手術を受けた後、健康が悪化した盧元大統領は多系筒萎縮症などでソウル大学病院で治療を受けてきたが、肺炎と蜂窩織炎が重なり入退院を繰り返した。低酸素症と低血圧の症状で、この日午後12時45分に自宅から病院の救急室に運ばれたが、午後1時46分に亡くなった。
金大中(キム・デジュン)元大統領(2009年)、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領(2015年)、金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相(2018年)とあわせて盧元大統領まで永眠することになり、87年体制のもう一つの名前である「一盧三金」時代もついに歴史の裏に消えることになった。