【盧泰愚元大統領死去】50年パートナーの盧泰愚氏と全斗煥氏…友情の末に疎遠
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.26 16:09
1970年代半ばのことだ。当時、空輸旅団長だった盧泰愚(ノ・テウ)元大統領は初めでパラシュート降下をしなければならなかった。尉官時代に空輸団で勤務していたが、空輸教育は受けていなかった。40代の盧氏にとって若い部下と共に訓練を受けるのは苦役だった。さらに直前に隣の部隊の旅団長が着地過程で倒れて気を失った。緊張するのは当然だった。その盧氏のために一緒に降下した人がいた。全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領だった。全氏は当時、第1空輸特戦団長だった。周囲の人たちは「2人の友情」といった。
盧元大統領の生涯で切り離せない人物が全元大統領だ。盧氏が自ら「私たちの2人は友情と同志愛が特に強かったが、公人になっても同じ」とし「他の人にはあまり見られない特殊な関係」と規定した。(盧泰愚育成会高禄)。