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米製薬会社メルク「コロナ経口治療薬、死亡率半分減少」…韓国、先行購入協議へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 06:38
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米国製薬会社メルクが、現在開発中である新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の経口治療薬(飲み薬)が感染者の入院と死亡の比率を半減させたという治験第III相の中間結果を発表した。

今月1日、AP通信などによると、メルクはこの日「開発中の新型コロナ経口治療薬モルヌピラビルの治験中間分析結果、入院と死亡リスクが約50%減少するなど予想より優れた効果を示した」と明らかにした。研究チームは新型コロナ患者775人にそれぞれモルヌピラビルと偽薬を投与した後に効果を比較した。対象者は肥満・糖尿・心臓病など基底疾患者で、軽症から重症化する危険が高かった。薬の投与は症状発現5日以内に行われた。

 
その結果、モルヌピラビル投与者は30日以内に入院あるいは死亡した比率が7.3%、偽薬投与患者は14.1%だった。薬物投与期間以降に死亡した事例はモルヌピラビル投与群0人、偽薬群8人だった。メルクは、これはまだ専門家の評価を経ていないもので、今後、追加検討を経て公式発表すると明らかにした。

これに伴い米食品医薬局(FDA)に対する使用承認要請日程も前倒しになるとものと予想される。メルクは可能な限り年末中に要請する計画だ。ホワイトハウス最高医療諮問であり、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ氏は「(FDAが)可能な限り早期に審査を進めるだろう」と述べたとCNNが報じた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「この薬は錠剤形態で、患者自ら服用できて(ウィズコロナ時代に入院せずに)在宅治療と初期治療を行うことが可能になる」とし「新型コロナの『タミフル』(新型インフルエンザ緩和治療剤)になるだろう」と評価した。計画通りにFDAの承認を受ける場合、世界最初の新型コロナ経口治療薬となる。

モルヌピラビルはコロナウイルスが遺伝子を複製するときに使う酵素を妨害する。デルタなど今まで知らされた変異株にも効果がある可能性が高いことが分かった。

メルクは全世界の政府と購入契約を議論中だと明らかにした。米保健当局も今年6月、モルヌピラビル170万人分の購入に合意したと公開した。

韓国政府もモルヌピラビルの物量を前もって確保するために同社と先行購入に対する具体的な協議を進めていると明らかにした。補正予算案168億ウォン(約16億円)と来年度予算案の別途予算194億ウォンが治療剤確保用として策定されている。韓国疾病庁はメルクの他にも経口治療薬の治験第III相を進めている米国ファイザーとスイス・ロシュとも先行購入を協議していて、国内治療剤開発状況も注視している。

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