米製薬会社メルク「コロナ経口治療薬、死亡率半分減少」…韓国、先行購入協議へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 06:38
米国製薬会社メルクが、現在開発中である新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の経口治療薬(飲み薬)が感染者の入院と死亡の比率を半減させたという治験第III相の中間結果を発表した。
今月1日、AP通信などによると、メルクはこの日「開発中の新型コロナ経口治療薬モルヌピラビルの治験中間分析結果、入院と死亡リスクが約50%減少するなど予想より優れた効果を示した」と明らかにした。研究チームは新型コロナ患者775人にそれぞれモルヌピラビルと偽薬を投与した後に効果を比較した。対象者は肥満・糖尿・心臓病など基底疾患者で、軽症から重症化する危険が高かった。薬の投与は症状発現5日以内に行われた。