「ワクチン接種後に月経異常反応」相当数…韓国政府「因果関係調査」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.02 08:43
韓国京畿道(キョンギド)に住む主婦のチャンさん(56)は、先月新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種を受けた後、閉経して止まっていたはずの生理が再び始まったという。チャンさんは「昨年初めに閉経したが、ワクチンを接種して2日後、突然、生理のような出血があり1週間も続いた」とし「このような副反応(副作用)があるとは知らなかったが、周囲に私のほかにも同じような症状が出た知人が2人もいた」と話した。チャンさんは「突然の出血なので驚いて病院に行ったが、体には異常がないので、出血が続く場合はまた来院するように言われた」と伝えた。チャンさんの症状は1週間後に消えた。
チャンさんのように新型コロナワクチンを接種した後、不正出血(生理周期外にみられる異常出血)や月経異常症状が現れたと訴える女性が相当数いることが分かった。韓国政府は今後、関連事例の報告を積極的に受けて、接種との因果関係を調査すると明らかにした。