「ソウル火の海」と脅迫する北朝鮮の長射程砲を防ぐ「アイアンドーム」 韓国が独自開発へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.28 16:01
有事の際、首都圏を「火の海」にするという北朝鮮の長射程砲を迎撃する武器体系を韓国国内で開発する。パレスチナのロケット攻撃を防いだイスラエルのアイアンドームを国産化するということだ。
韓国防衛事業庁は28日、徐旭(ソ・ウク)国防部長官が開いた第137回防衛事業推進委員会で「長射程砲迎撃体系事業」を国内の研究開発で推進することを決定した、と明らかにした。
計2兆8900億ウォン(約2830億円)が投入されるこの事業は、北朝鮮の長射程砲と放射砲(ロケット砲)の脅威から国家重要施設と軍事保安施設を守る武器体系を開発するのが目的だ。来年から2035年まで開発する計画だが、防衛事業庁は開発期間を2年以上短縮することを検討している。