【コラム】能力主義の罠=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.24 12:08
韓国最大野党・国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は21日、国民の力女性政治アカデミー入学式で「公正な競争をすれば女性も若者も全く不利な点なく競争することができる」とし、青年・女性割当制の廃止を主張した。李代表は公職候補者資格試験で選出職の公職者を選ぼうという主張も続けた。李代表は著書『公正な社会』(2019年)で、軍の加算点制を復活させ、女性に軍服務の機会を与えようと主張した。
李代表の能力主義(meritocracy)に若い男性たちは熱狂する。国民の力代表に選出されるのにも彼らの支持が大きな力になった。若い男性の多くは女性と比べて特恵がないのに女性を優待する制度は公正でないと考えている。