日本、覆された強制徴用判決に「韓国からの具体的な解決策の提示を」繰り返し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.08 07:43
7日、強制徴用被害者が日本企業を相手取って起こした損害賠償請求訴訟でソウル中央地裁が原告の訴えを却下したことを受け、日本政府は取りあえず用心深いという反応を見せた。加藤勝信官房長官は7日午後に開かれた定例記者会見で、関連質問を受けて「引き続き動向を注視する」としながら「両国の懸案解決のために韓国が責任を持って対応するのが重要だ」という従来の立場を繰り返した。
加藤長官はこの日「現在の韓日関係は徴用工(強制徴用)問題と慰安婦問題などによって非常に厳しい状況」とし「問題解決のための韓国からの具体的な解決策を注視する」と述べた。「過去と異なる判決が下されたのが韓日関係の改善のための(韓国の)意図だと考えるか」という記者の質問に対しても「韓国裁判所の意図について述べる立場にない」として回答を避けた。