【韓半島平和ウォッチ】韓日米安保協力への主導的参加を宣言すべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.19 16:00
国家の生存と安全を保障する方法はいろいろある。自力による自主国防、2国間・多国間同盟、国連のような集団安全保障、似た安保環境・地域同士の多国間安保などだ。ほとんどの国がこれを重複して活用するが、同盟が最も好まれている。費用に対して保障性が高いからだ。強大国の勢力が重なる韓国では同盟がよい。自主国防で周辺国に対処すれば莫大な費用がかかる。集団安保、多国間安保は複数の国の利害関係が絡んで保障性が低い。それで同盟を通じて不足する自国の能力を補強し、脅威を減らしていくのが最善だ。
とはいえ、どの国とも同盟を組めるわけではない。同盟国を選択する場合、基本条件がある。追求する価値・理念が同じでなければいけない。自由民主主義と市場経済、公正と正義、人権など我々の憲法的価値に合ってこそ、持続・繁栄を保障することができる。共通の敵が必要だ。敵が変われば同盟の成立も難しいが、成立するとしても長くは続かない。国家利益の衝突・侵害の可能性が低い状況でなければいけない。頻繁な衝突は同盟でなく敵となる。