情報機関トップの訪日を見ていただけの韓国外交長官、今度は「対日外交でパッシング」論争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.16 07:02
韓国政府が来年7月の東京オリンピック(五輪)開催を韓日関係はもちろん、南北および米朝関係の改善を図る時期とみて積極的に動いているが、肝心の主務部署首長である康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が再びこのような流れの中で「パッシング」を受けているという指摘が出ている。
康長官は13日、SBS(ソウル放送)のニュース番組「8ニュース」に出演し、朴智元(パク・ジウォン)国家情報院長の最近訪日に関連し、来年東京五輪を契機に韓日関係の改善を図ろうとする構想などについて、外交部と協議があったかどうか問われると「外交部や安保部署の間に十分な協議に至ったものはない」と話した。康長官は、朴院長が帰国後にメディアに説明した内容について「情報当局の首長の言葉を評価する立場にない」と答えるにとどまった。