文大統領、新検察総長に金オ洙氏指名…野党「検察の中立を無視した側近人事」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.04 07:57
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3日、新検察総長候補に金オ洙(キム・オス)前法務部次官(58)を指名した。3月4日に任期を4カ月ほど残した尹錫悦(ユン・ソクヨル)前総長が辞任してから60日目だ。
朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官はこの日午後、青瓦台で文大統領に会い、次期総長候補に金前次官の任命を推薦した。先月29日に検察総長候補推薦委員会が金前次官と具本善(ク・ボンソン)光州高検長、ペ城範(ペ・ソンボム)法務研修院長、趙南寬(チョ・ナムグァン)最高検察庁次長の4人の候補を選定してから4日目だ。文大統領は朴長官の推薦を直ちに受け入れた。金候補は全羅南道霊光(ヨングァン)出身で、ソウル大法学科を卒業し、ソウル中央地検捜査第1部長、ソウル高検刑事部長、最高検科学捜査部長、ソウル北部地検長、法務研修院長などを務めた。