韓経:「半導体覇権戦争」の引き金引いた米国…「オーナー不在」サムスンは緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.25 10:03
米国が世界の半導体覇権戦争の引き金を引いた。米国の半導体産業の自尊心であるインテルの口を借り「アジアへの依存度を引き下げ本国の生産施設を拡充する」という意志を明確に示した。「21世紀の石油」「戦略武器」と呼ばれる半導体の競争力を強化するために米国が本格的な行動に出たという評価だ。
世界最大の半導体メーカーである米インテルのゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は24日のオンライン会見で「ファウンドリー(半導体受託生産)市場に進出する」と電撃宣言した。インテルは200億ドルを投資し米アリゾナ州に新しいファブ(工場)2カ所を建設する計画だ。稼動時期は2024年と予想される。