韓経:アップル・グーグル「半導体直接設計」…サムスンファウンドリーには希望?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.10 10:08
米国のグーグルとアップルに続いて中国スマートフォン企業のOPPOとvivoまでが「半導体自給自足」を宣言し、グローバル半導体市場の構造変化を予告している。これら「情報技術(IT)恐竜」が自社製品に入る半導体を独自開発してインテルとクアルコムの影響力から抜け出す場合、ファウンドリー(半導体受託生産)企業の反射利益が予想される。半導体売上世界トップをめぐりインテルなどと競争するサムスン電子は、ファウンドリー事業部の売上と市場影響力の増大につながると期待している。
◆グーグル、Pixelフォン用AP開発へ
関連業界によると、アップルは最近、「独自設計した中央処理装置(CPU)を早ければ年末に発売するMacコンピューターに搭載する」と発表した。アップル半導体(CPU)の名称は「Appleシリコン」。アップルはiPhoneには独自開発した「Aシリーズ」APを使用するが、PCには2006年からインテルのチップを活用している。