韓経:日本の「失われた30年」に似ていく韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.22 07:38
韓国も日本の「失われた30年」に似ていきつつあるという懸念が大きくなっている。産業構造改革と規制緩和を通じた競争力向上はおろそかにしたまま資金だけ注ぎ込んで経済が停滞状態に陥る公算が高まっていると指摘される。
日本の「失われた30年」は1985年に米国などと結んだプラザ合意で始まった。円を切り上げる内容のこの合意の直後に日本の輸出競争力は急速に悪化した。日本の成長を牽引した商品輸出の年平均増加率(実質基準)は1995~2010年の5.5%から2011~2019年には2.1%と低くなった。日本経済新聞の世界市場シェア調査で2010年に日本企業は32の調査対象のうち10部門で1位を占めた。昨年日本の1位商品は74品目のうち7品目だった。