韓経:海外事業「オールストップ」…新型肺炎に閉ざされた韓国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.02 09:12
中国、ベトナム、インド、サウジアラビアなど韓国と経済交流が多い国が相次いで「韓国人入国禁止と制限」に乗り出し、韓国企業の海外事業に赤信号が点灯した。サムスン電子をはじめとする韓国企業の海外出張やミーティング、現地マーケティング行事は事実上完全に中断された。韓国国内の工場が相次ぎ稼動が中断する中で海外工場の完工日程まで遅れる可能性が大きくなった。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大のため内外で身動きが取れなくなった企業が大きな打撃を受けているとの指摘が出ている。
外交部が1日に明らかにしたところによると、韓国人の入国を禁止または制限したところは中国、ベトナム、インド、サウジアラビアなど81カ国に達する。韓国を締め出す国はますます増える傾向のため、韓国企業の海外事業への影響だけでなく、「輸出韓国」の立地も危険になったと分析される。韓国経済研究院によると2018年基準で韓国の売り上げ上位10社の海外売り上げの割合は65.9%に達している。