韓経:李在鎔サムスン副会長、ワクチン確保に向け出国準備していた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.20 09:23
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が韓国政府の特使として新型コロナウイルスワクチンを確保するために出国を準備していたことがわかった。だが18日に李副会長が法廷拘束されこの計画は失敗に終わった。
19日の法曹界と産業界によると、李副会長は18日の贈賄事件裁判直後に海外出張を計画していた。政府から「特使」の資格を受け海外から新型コロナウイルスワクチンを確保するために乗り出そうとしていたという。李副会長の行き先は欧州と中東で、ノババックスのワクチン確保も出張目的に含まれていたとされる。現地で最高位級要人との会合が予定されていた。
現在まで韓国政府が確保したワクチンはアストラゼネカから1000万人分とファイザーから1000万人分、ヤンセンから600万人分など合計5600万人分だ。ここに政府は最近ノババックスからワクチン1000万人分を追加で導入するため世界の多国籍製薬会社と協議中だった。ノババックスのワクチンは使用期限が長く副反応も少ない方だという。