韓経:韓国企業をターゲットに…また猛威振るう「特許怪物」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.29 08:18
韓国企業を狙った「特許怪物」(NPE・特許管理専門会社)の訴訟が増えている。システム半導体、OLED(有機発光ダイオード)など韓国企業の市場が成長し、巨額の賠償金を狙ったNPEが攻勢を強めているからだ。
韓国知識財産保護院と訴訟分析会社レックスマキナによると、今年1-10月に米国市場で韓国企業を狙ったNPEの特許訴訟提起は99件と、昨年1年間の訴訟件数(90件)を超えている。特許を買収し、関連企業に訴訟を起こして巨額の賠償金・合意金などを受け取るNPEが韓国企業をターゲットにしているという分析だ。専門家らはシステム半導体、OLED、フォルダブルスマートフォンなど韓国企業の主力製品市場が拡大した影響と分析した。NPEは巨額の賠償金を請求するため関連特許を活用した市場が拡大するまで待ったりする。