韓国の公共負債、昨年1100兆ウォン超、企画財政部「管理が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.25 14:57
韓国政府・非金融公企業の負債を含む公共部門の負債(DE)が初めて1100兆ウォン(約103兆円)を超えた。国内総生産(GDP)比で60%に迫った。政府は24日、こうした内容の「2019年度一般政府負債および公共部門負債算出結果」を発表した。
昨年の公共部門の負債は1132兆6000億ウォン。1年前に比べ5.1%(54兆6000億ウォン)増えた。増加率、増加額ともに2014年(6.5%、58兆6000億ウォン)以降最も大きい。公共部門の負債とは一般政府の負債に韓国電力公社、韓国土地住宅公社(LH)、ソウル都市住宅公社(SH)など非金融公企業の負債を合わせた後、公企業が基金から融資を受けた金額など内部取引を除いた金額をいう。GDPに対する公共部門の負債比率は59%。前年比で2.2ポイント上昇した。この比率は2014年に61.3%でピークとなった後、4年連続で低下してきたが、昨年また上昇した。